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誰もが知っているイギリス人のモースが、なぜ大森貝塚を発見したのか、日本史を勉強した時からの疑問でした。滝沢林道2合目、深夜焼山へ行くために車で寝ていたら、午後8時過ぎ窓を叩く音と「モースモース」と声がして、起こされました。外人(後でトルコ人とわかりました)が意味不明の日本語をしゃべっています。タブレットの翻訳機能を使ってしゃべっていて、どうやら道に迷ったようです。それにしても下からここまで10キロ、登るのに3,4時間かかったでしょう。私が入力した日本語を英語に変換しても理解できないようです。単語連発の会話で結局下山することに同意して、富士急ハイランド近くのホテルまで送りました。前回は雲が多く、満足した撮影ができませんでした。高温という天候が同じ今回も期待出来ませんが、20日の午後撮影に出たのは、高額な超広角レンズに露結防止ヒーターまで買って天の川撮影を希望する写友を案内したからです。予想通り、山中湖は雲で星は撮れませんでしたが、焼山ではきれいに星空が撮れました。理由がわかって「そうだったのか」と納得することがよくあります。猛暑の昼間、忍野村の緑陰で『流出した日本美術の至宝』という本を読んでいて、なぜモースが日本に来たのかがわかりました。18世紀後半、イギリスで貝殻収集がブームになり、シャミセンガイに興味を持ったモースが、シャミセンガイが多くいる日本に来たのだそうです。横浜で船を降り、東京へ行く途中の大森で貝塚を見つけるのです。ほかの本でシェル石油創始者マーカス・サミエルが、三浦半島の海岸で集めた美しい貝殻をイギリスに持ち帰り売ることで財をなし、その資金で石油会社を興したのは、同じ貝殻ブームでした。だからシェル(貝殻)石油と名付けました。同じ日、国会ではカジノ法案が成立しました。なぜ自民党公明党は、国民の多くが疑問視し、反対しているカジノ法案を急いだのでしょうか。国政の基本は昔から治山治水にありました。しかし、治山治水を忘れてカジノ法案にうつつを抜かし、モリカケの嘘を貫き、友達をのみを大切にした安倍自民党が、西日本での200人を超える死者を出した未曽有の水害を招いたとすると、すごく納得します。「カジノ水害」と名付ければもっと理解できます。誰もがそう思っているので、ある調査での安倍内閣と自民党の支持率はがた落ちしています。23日は、田貫湖で少し焼けました。ハスの花と富士も撮れました。これがトルコ人を親切にした結果だと思うとうれしい納得です。
7月20日花の都公園 夕暮れ、先週きれいだったポピーは終わっていました。

21日 山中湖 落月




花の都 ヒャクニチソウが満開でした。

22日 焼山




23日 田貫湖

ハス田



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by minorufuji2089
| 2018-07-24 16:59
| 最新富士山撮影
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「続・廃車のある風景」が始まりました。右のカテゴリをクリックしてご覧ください。
前回撮影の後、台風と梅雨前線とで西日本は未曽有の豪雨となり、200人を越える死者がでたことにに驚き、撮影に出る気力を失っていました。ようやく晴れ間の続く予報に13日午後撮影に出ました。しかし、大観山は雲で撮影できず、山中湖も雲が多く、期待した星空は撮れませんでした。14日も雲が多く撮影できないので2合目焼山へ移動しました。暗くなると、東の空に赤く明るい星がありました。火星です。今接近しているので驚くほど大きく見え、8月1日が最大の接近になります。やはり高い所では、すっきりした天の川を撮ることができましたが、肝心の天の川が山頂に来たとき雲に邪魔されてしました。今回撮影していた3連休に、被災地では多くのボランティアが活躍していることを報道で知ると、遊んでいることに後ろめたい気持ちがしました。ところが水害が始まり出した5日の夜、自民党の幹部連が安倍首相も入って宴会で盛り上がっていたというのです。しかもそれを得意がってSNSに写真を投稿しているのには驚きました。水害のあった西日本は首相をはじめ自民党の強い地盤です。水害発生時に酒を飲んで騒いでいる自民党議員を選んだのは多くの国民です。その水害地でボランティアで汗を流しているのは、全体からすればほんのわずかな方々ですが日本国民です。こういう方々がいるかぎり、まだまだ日本にも希望が持てます。
7月14日 山中湖
前回撮影の後、台風と梅雨前線とで西日本は未曽有の豪雨となり、200人を越える死者がでたことにに驚き、撮影に出る気力を失っていました。ようやく晴れ間の続く予報に13日午後撮影に出ました。しかし、大観山は雲で撮影できず、山中湖も雲が多く、期待した星空は撮れませんでした。14日も雲が多く撮影できないので2合目焼山へ移動しました。暗くなると、東の空に赤く明るい星がありました。火星です。今接近しているので驚くほど大きく見え、8月1日が最大の接近になります。やはり高い所では、すっきりした天の川を撮ることができましたが、肝心の天の川が山頂に来たとき雲に邪魔されてしました。今回撮影していた3連休に、被災地では多くのボランティアが活躍していることを報道で知ると、遊んでいることに後ろめたい気持ちがしました。ところが水害が始まり出した5日の夜、自民党の幹部連が安倍首相も入って宴会で盛り上がっていたというのです。しかもそれを得意がってSNSに写真を投稿しているのには驚きました。水害のあった西日本は首相をはじめ自民党の強い地盤です。水害発生時に酒を飲んで騒いでいる自民党議員を選んだのは多くの国民です。その水害地でボランティアで汗を流しているのは、全体からすればほんのわずかな方々ですが日本国民です。こういう方々がいるかぎり、まだまだ日本にも希望が持てます。
7月14日 山中湖



15日 山中湖


花の都 ポピーが盛りできれいでした。


16日 富士山2合目 焼山へ移動しました。






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by minorufuji2089
| 2018-07-18 12:01
| 最新富士山撮影
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憧れの名車スカイラインGT-X 幻の名車ベレットGTが登場。右のカテゴリから 廃車のある風景 をクリックしてご覧ください。
「差はほんのわずかです」西野監督の敗戦の弁です。確かに1点差です、しかしその差ははるかに大きいです。3日の未明はほとんど寝ないで、午前3時からのサッカー中継を田貫湖で見ていました。台風7号が沖縄を過ぎて、日本海側を北上してきたので、台風前の荒れた空模様を狙って撮影にでました。1日は河口湖大石公園でラベンダーを撮りました。雲一つない月夜で撮ることができました。澄んだ空の夜明けできれいに赤富士になりました。すぐにハス田へ移動して、咲き始めたハスの花を撮りました。午後田貫湖へ移動すると曇り、夕方から雨が降り出しました。河口湖では青空だというのに、その違いに驚きました。結局富士山は現れず、サッカーだけを見て夜明けになりました。ほんのわずかの差でも、大きく違うことは多くあります。1日の赤富士も、山中湖畔ではきれいに撮れましたが、パノラマ台ではガスがかかり撮れなっかったそうです。ダイヤやパールで、前後の日は晴れているのに当日は曇ってしまうのは良くあることで、10分15分前には見えていたのに直前に雲で隠れてしまうことも良くあります。富士山撮影はほんのわずかな差が作品を決定づけます。サッカーなどほとんど見たことがなかった私ですが、この3戦は寝ないで楽しく見ることができました。日本中が楽しんだワールドカップの様で、田貫湖のウシガエルも、なぜか静かでした。国会論戦もワールドカップのお祭り騒ぎでかき消されてしまいました。安倍首相も喜んで見ていたことでしょう。朝、もう一度ハス田へ移動しましたが、富士山は姿を現しませんでした。今年ハスが撮れなければまた来年、満足するには2,3年はあたりまえ。サッカーの世界との1点の差を超えるには早くて10年?
7月1日 大石公園




「差はほんのわずかです」西野監督の敗戦の弁です。確かに1点差です、しかしその差ははるかに大きいです。3日の未明はほとんど寝ないで、午前3時からのサッカー中継を田貫湖で見ていました。台風7号が沖縄を過ぎて、日本海側を北上してきたので、台風前の荒れた空模様を狙って撮影にでました。1日は河口湖大石公園でラベンダーを撮りました。雲一つない月夜で撮ることができました。澄んだ空の夜明けできれいに赤富士になりました。すぐにハス田へ移動して、咲き始めたハスの花を撮りました。午後田貫湖へ移動すると曇り、夕方から雨が降り出しました。河口湖では青空だというのに、その違いに驚きました。結局富士山は現れず、サッカーだけを見て夜明けになりました。ほんのわずかの差でも、大きく違うことは多くあります。1日の赤富士も、山中湖畔ではきれいに撮れましたが、パノラマ台ではガスがかかり撮れなっかったそうです。ダイヤやパールで、前後の日は晴れているのに当日は曇ってしまうのは良くあることで、10分15分前には見えていたのに直前に雲で隠れてしまうことも良くあります。富士山撮影はほんのわずかな差が作品を決定づけます。サッカーなどほとんど見たことがなかった私ですが、この3戦は寝ないで楽しく見ることができました。日本中が楽しんだワールドカップの様で、田貫湖のウシガエルも、なぜか静かでした。国会論戦もワールドカップのお祭り騒ぎでかき消されてしまいました。安倍首相も喜んで見ていたことでしょう。朝、もう一度ハス田へ移動しましたが、富士山は姿を現しませんでした。今年ハスが撮れなければまた来年、満足するには2,3年はあたりまえ。サッカーの世界との1点の差を超えるには早くて10年?
7月1日 大石公園




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by minorufuji2089
| 2018-07-04 11:29
| 最新富士山撮影
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