明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
2024年元旦 初日の出の光に染まる、葉山町新名瀬漁港からの富士
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by minorufuji2089
| 2024-01-01 11:14
| 最新富士山撮影
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惰性というのは恐ろしいものです。12月に入って、寒さや腰痛などで撮影に行くことを出渋ってグズグズしていたのに、毎年撮り収めになっている上高下ダイヤになると、無意識に体が支度を始めていて、意気揚々と撮影に向かっていました。26日夜に出て27日朝、大観山から夜明けに沈む満月を狙いましたが、焼けと沈む時刻が合いませんでした。次に上高下に向かい昼過ぎに着きましたが、駐車場に誰もいません。コロナの終息がしていない昨年でも4,5台の車がありました。次に富士山ナンバーの車が来たのが夕方で、私と同年配の方が親しげにあれこれ聞いてきます。いつ頃から来ているのかと聞かれたので、毎年来るようになって30年になり、その頃今の駐車場はなく、カーブのガードレールか、坂の上から撮ったことを思い出しながら話しました。そんな長く撮り続けていても、これはと思える作品は撮れていないことも話しました。28日未明、月照で撮ろうと起きると一面の曇がある空。しかし、明るくなりだすと山頂が少し見え、笠雲が載っているのです。予想通り太陽は山頂真ん中と笠雲の下に出ました。それが1枚目の写真です。これは30年の集大成写真となりうるのですが、上に雲が下にも雲があり、富士山が隠されてしまった残念な写真となりました。残念と言えば、連日報道されている自民党安部派のパーティー券裏金問題です。安部元首相はさんざん悪事を働いたのに、知らぬ存ぜぬと隠し通し、その結果殺されてしまい、全てやぶの中になってしまいました。安部派の議員は絶対権力を握り、そのままの惰性でわが世の春を謳歌していたに違いありません。死んだ後に明らかになった旧統一教会との癒着、そして今度の裏金、もし存命なら、逮捕されて有罪になりえるはずです。それができないのが残念でならないのは私だけでしょうか。嘘をつきとおした安部元首相の記憶が消えないように、笠雲は夕方まで消えずに山頂に留まっていたことで、充実した撮り収めの撮影ができました。しかし、まだまだ上高下へは通うことになるでしょう、それが惰性であっても。
残念なダイヤ笠雲
以上です。ここまでご覧くださりありがとうござい
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by minorufuji2089
| 2023-12-29 20:00
| 最新富士山撮影
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「白糸の滝は11時だよ」私の大先輩であるSさんから教えていただき、その時撮って(フイルムです)から30年近くになります。それ以来撮っていない紅葉での白糸の滝を、ライトアップがあったり、フェイスブックに投稿された写真を見るにつけ、デジカメでも撮ってみようと思い立ち、28日夜の月照下での情景を撮りに行きました。教えていただいたのは午前11時ですが、午後11時に近づくにしたがい、16夜の月が煌々と滝つぼを照らし、昼間とは違う紅葉と滝の景色が浮き上がりました。翌日の午前10時、まだ滝には光が回ってきません。ここで最初に撮った頃は展望テラスなどなくて、柵を乗り越えて危険な崖の上から撮ったのですが、今は立派なテラスができ、邪魔だった電線もありません。カメラをセットして見ていると、4,5人の家族連れから10人程度の団体まで次々に展望台へやってきて、富士山と紅葉と滝の組み合わせに感嘆の声をあげながら写真を撮って行くのは、ほとんどがインボイス、外国人観光客です。やがて滝つぼを照らしていた光が落下する滝の上へと昇って行きます。ところが40分過ぎになると雲が湧き出したので、10時50分に撮影を終了しました。11時を過ぎると光はベタに差すことになるので、教えていただいたシャッターチャンスは11時が正解であったことを確かめました。先日、とんでもないことを教えてくれたのは、馳浩石川県知事で、官房機密費で1冊20万円のアルバムを作り、国際オリンピック委員会委員100人に渡したというのです(もちろん委員に贈り物は禁止されています)。ある政治評論家が「初めて官房機密費の使途が明らかになった」と笑いながら言っていました。しかもそれを命じたのは、故安部元総理だというからあきれます。国会では今、パーティー券売り上げの記載がないのが問題となっています。どうして議員の、特に自民党は(野党はもらえないだけですが)あの手この手で金を集め、それを記載せずに隠すのでしょうか。同じように富士山カメラマンも、いつ、どこで撮ったのかを明記するといいのにと思っていますが、皆さんの写真にはほとんど記載がないのはどうしてなのでしょう。遠くから撮影に行く者にとっては、先輩諸氏のデーターがとても参考になるので、いつ、どこで撮ったのかを教えていただけるとありがたいと思っています。馳知事の様に皆さんが正直に話すようになれば、国の政治も良くなり、後に続く富士山写真を撮る人も楽になるのではないでしょうか。
11月28日 白糸の滝 月齢16の月照で撮影。
28日 行きに寄ったいこいの村 まだコウテイダリヤが咲いていました。
柿は終わりかけていました。
午前10時50分撮影 滝に差す光に注目ください。
以上です。ここまでご覧くださりありがとうございます。
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by minorufuji2089
| 2023-11-29 18:24
| 最新富士山撮影
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「適材適所」といいます。写真に当てはめれば最上の時期に最上の被写体を撮ることになります。1か月前、いったん冠雪した雪が溶けたので、秋景色には冠雪が欠かせないと思っているので、次の降雪まで待ちながら皆さんの紅葉写真を見て、いつどこへ行こうかと考えていました。2度目の降雪がやっと訪れたので、14日のドクターイエローを撮影してから河口湖へ向かいましが、残念ながらほとんどの紅葉は終わっていました。それでも2か所だけ適所を見つけて、短かった今年の秋を撮ることが出来ました。今、政界を賑わしているのは「適材適所」ならぬ「不適材不適所」で、岸田首相が「適材適所」として選んだ政務官が相次いで3人も辞任したからです。しかも、法務副大臣が違法選挙、文科政務官がセクハラ、財務副大臣が税金の滞納、よりによって漫画のような内容での辞任、しかも今日は防衛副大臣が女性に抱き着いたというセクハラまで飛び出しました。これは政務官をやめれば済む問題ではなく、こんな人が国会議員でいることがおかしいので、次々と不祥事が出てくる自民党には、こんな議員ばかりなのかと思ってしまいます。いくら減税を叫んでも支持率は下がるいっぽうで、岸田政権は末期なのかもしれません。河口湖の今朝の気温は2度まで下がり、山中湖は氷点下になったようで、秋も晩秋となり、冬はもうそこまで来ています。今年の冬はどこでどんな写真を撮るか、冬が来る前に写真の「適材適所」を考えることにしましょう。
11月14日 中里 ドクターイエロー
16日 河口湖
以上です。ここまでご覧くださりありがとうございます。
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by minorufuji2089
| 2023-11-16 22:43
| 最新富士山撮影
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変な人に会いました。私より先に里見公園の撮影ポイントで三脚を立てて準備している人が、「ここから見えるのはダイヤモンド富士ではなく、夕日が富士山山頂に沈むのだ」というのです。「あえて言えばルビー富士」とまで言うのです。それまで富士山仲間で使われていた「ダイヤモンド富士」は、田代博さんが2003年に出版した本(『富士山展望百科』)から一般に広がった言葉となり、田代さんがマスコミに多く登場することでさらに広まりました。しかし、遠くから見る夕日は輝かずに赤色(実際は黄色)で沈むことからルビー富士がいいのではないのか、そんな提案を田代さんにしようとしたのが私なのですが、残念ながらお会いする前に亡くならてしまいました。私の考えは10年以上前に右側にある「カテゴリ」の「ダイヤモンド富士」に書かれていますのでご覧ください。一時私も写真仲間にも話したのですが、誰も賛同してくれず、変人に見られたに違いないのです。さらに千葉には富士山写真家の大御所が居るそうで、その方がルビー富士を唱えているというのです。その実名は教えてくれませんでしたが、そんな考えを持つ複数の人たちがいることが嬉しくなりました。これからは私も変な人と思われるのを覚悟して「ルビー富士」と呼ぶようにします。今回は富士山から120㎞離れた「寅さん」の江戸川の岸辺、里見公園からのルビー富士です。靄っていて富士山ははっきり出ませんでしたが、ダイヤと違うルビー富士をご覧ください。
11月8日 市川市里見公園 靄っていて気づいてシャッターを押したときには右にずれていました。
以上です。ここまでご覧くださりありがとうございます。
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by minorufuji2089
| 2023-11-08 22:40
| 最新富士山撮影
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